栗城史多 凍傷治療のその後 指9本を切る!? [栗城史多]
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栗城史多さんの凍傷治療のその後についての記事です。
指9本を切らねばならい状況から、奇跡の復活を目指している
とのことです。
登山家の栗城史多さんは、昨年末にエベレストに挑戦するも、
8000m地点で、気温マイナス20度以下、平均風速25-30m/sという
強風に阻まれ、下山となりました。
その時点で、栗城さんは体力低下と深刻な凍傷となっており、
シェルパの救援によりなんとか下山できましたが、即入院の重体。
入院直後から、凍傷治療を開始したのですが、
その真っ黒に変色した指の写真から
「治癒は難しいだろう・・・」
「問題は骨が壊死しているかどうかだ・・・」
などの議論がネット上で飛び交っっていた。
そして、しばらくぶりとなる2月4日、
栗城さんの公式ブログで近況が報告された。
今もまだ、凍傷の指の治療が続いています。
実はMRIの結果は既に出ており、右手親指以外の9本は第二関節から先を、全て切らなければいけないと医師から言われていますが、未だに粘っています。
やはり、凍傷は深刻だった。
指を切断しなければならないこと。
それだけでも大きなインパクトがあるというのに、
9本というのは、登山はおろか、日常生活も不自由になるレベルだ。
さらに、第2関節から、というのがひとつの需要なポイント。
指先から見て、最初の関節が第1関節、
次の関節が第2関節です。
ためしに、ご自分の人差し指をぐっと曲げてみてください。
どこまで曲がりますか?
手の平に対して、直角からあと少し、
せいぜい120度くらいではないでしょうか。
これでは、指で円を作ることはできませんね。
指を使って体を支えるには、
岩の間に差し入れる指の長さと、
そのしなやかな曲がり具合が重要。
第1関節ならまだしも、第2関節から、というのは
登山家にとっては、かなり厳しい状況と言えるでしょう。
しかし、栗城さんが指の切断に踏み切らない理由は、
登山だけではないようです。
なぜ切らずに粘っているかというと、登攀のパフォーマンスが落ちるからとか私生活に影響があるからだけではありません。
この指は僕にとって家族であり、今までの様々な困難を支えてくれた仲間でもあります。
ご飯を食べたり遊んだり、昔は野球をしたり、この指との思い出は数えきれないほど沢山あります。
なるほど。
その気持ち、よくわかります。
私も右腕を切断しなければならない、という状況になったとき、
右腕に対して、これまでの感謝の気持ちと、別れに対する申し訳なさの気持ちが
ぐわっと湧き上がった記憶があります。
自分の恋人や子供たちを、もうこの右腕で守れないのだな、という
哀しさがそこにはありました。
いや、私の場合は夢の話ですけど。
でも、夢の中で涙を流したあの感情は、忘れられません。
たかが夢で、そんな感情になるのですから、
それが現実であれば、どんなにつらいことか。
栗城さんは、そのような状況の中でも、
正面から凍傷に向き合い、
様々なお医者さんに会いながら、
再生治療や自然治癒力を高めた治療等を探っているとのこと。
実際には、高圧酸素治療、炭酸ガスによる手浴、漢方薬などを
試されているようだが、決定的な治療方法にたどり着いていないことも
また事実。
一人も欠ける事なく、家族みんなで元気になって、そして再びエベレストに向かえるように奇跡に挑戦します。
と栗城さんはブログを締めていますが、
そんな奇跡が起こるといいですね。
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栗城史多さんの凍傷治療のその後についての記事です。
指9本を切らねばならい状況から、奇跡の復活を目指している
とのことです。
登山家の栗城史多さんは、昨年末にエベレストに挑戦するも、
8000m地点で、気温マイナス20度以下、平均風速25-30m/sという
強風に阻まれ、下山となりました。
その時点で、栗城さんは体力低下と深刻な凍傷となっており、
シェルパの救援によりなんとか下山できましたが、即入院の重体。
入院直後から、凍傷治療を開始したのですが、
その真っ黒に変色した指の写真から
「治癒は難しいだろう・・・」
「問題は骨が壊死しているかどうかだ・・・」
などの議論がネット上で飛び交っっていた。
そして、しばらくぶりとなる2月4日、
栗城さんの公式ブログで近況が報告された。
今もまだ、凍傷の指の治療が続いています。
実はMRIの結果は既に出ており、右手親指以外の9本は第二関節から先を、全て切らなければいけないと医師から言われていますが、未だに粘っています。
やはり、凍傷は深刻だった。
指を切断しなければならないこと。
それだけでも大きなインパクトがあるというのに、
9本というのは、登山はおろか、日常生活も不自由になるレベルだ。
さらに、第2関節から、というのがひとつの需要なポイント。
指先から見て、最初の関節が第1関節、
次の関節が第2関節です。
ためしに、ご自分の人差し指をぐっと曲げてみてください。
どこまで曲がりますか?
手の平に対して、直角からあと少し、
せいぜい120度くらいではないでしょうか。
これでは、指で円を作ることはできませんね。
指を使って体を支えるには、
岩の間に差し入れる指の長さと、
そのしなやかな曲がり具合が重要。
第1関節ならまだしも、第2関節から、というのは
登山家にとっては、かなり厳しい状況と言えるでしょう。
しかし、栗城さんが指の切断に踏み切らない理由は、
登山だけではないようです。
なぜ切らずに粘っているかというと、登攀のパフォーマンスが落ちるからとか私生活に影響があるからだけではありません。
この指は僕にとって家族であり、今までの様々な困難を支えてくれた仲間でもあります。
ご飯を食べたり遊んだり、昔は野球をしたり、この指との思い出は数えきれないほど沢山あります。
なるほど。
その気持ち、よくわかります。
私も右腕を切断しなければならない、という状況になったとき、
右腕に対して、これまでの感謝の気持ちと、別れに対する申し訳なさの気持ちが
ぐわっと湧き上がった記憶があります。
自分の恋人や子供たちを、もうこの右腕で守れないのだな、という
哀しさがそこにはありました。
いや、私の場合は夢の話ですけど。
でも、夢の中で涙を流したあの感情は、忘れられません。
たかが夢で、そんな感情になるのですから、
それが現実であれば、どんなにつらいことか。
栗城さんは、そのような状況の中でも、
正面から凍傷に向き合い、
様々なお医者さんに会いながら、
再生治療や自然治癒力を高めた治療等を探っているとのこと。
実際には、高圧酸素治療、炭酸ガスによる手浴、漢方薬などを
試されているようだが、決定的な治療方法にたどり着いていないことも
また事実。
一人も欠ける事なく、家族みんなで元気になって、そして再びエベレストに向かえるように奇跡に挑戦します。
と栗城さんはブログを締めていますが、
そんな奇跡が起こるといいですね。
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